加古川市で外壁リフォームはいつ行うべき？
家の外壁は、常に外部からの刺激を受け続けています。雨風や紫外線、ほこりなどを受けるので、時間の経過とともに劣化していくのです。外壁が劣化してそのままにしていると、場合によっては建物の強度を低下させる恐れもあります。加古川市内でお住まいの方においても、定期的な外壁リフォームは考慮すべき問題です。
1. 外壁塗装は築10年を目安にしよう
外壁リフォームの中でも代表的なものとして、外壁塗装があります。もし外壁塗装を実施するのであれば、築10年を一つの目安にしてください。
1-1. 防水性能が切れてしまうから
現在の日本家屋の外壁を見ると、窯業系サイディングボードが一般的です。窯業系サイディングボードの主成分はセメントです。セメントにはもともと防水性能がないので、塗装を行って防水加工しています。この防水加工が塗料によって若干異なるものの、5～7年で効果が切れるとされています。そこで防水機能を担保するために、外壁塗装を行ったほうが良いというのが一般的な考え方です。
1-2. コーキングの打ち直しもセットで
外壁塗装する際には、コーキングの打ち直しもセットで行うのがおすすめです。窯業系や金属系サーディン具を使っている場合、窓周りや目地にコーキングを埋めて、水分が建物の内部に入り込まないように対策しています。しかし築10年にもなると、コーキングの劣化が顕著になることも少なくありません。そこで外壁塗装とともに打ち直しをして、構造材に浸水しないように対策する必要があるわけです。
1-3. 外壁塗装をすべきタイミング
築10年は一つの目安にはなりますが、住んでいる環境や使っている塗料によって若干差があります。外壁塗装が寿命を迎えると、いろいろな症状が出てきます。まずはチョーキング現象です。チョーキング現象とは、外壁に触れた際、手に白い粉の付く現象です。白い粉が付着するのは、塗装の表面の劣化が原因なので、そろそろ塗り直したほうが良いと判断できます。
また、外壁がでこぼこしていたり、剥がれたりしている場合も要注意です。塗膜が劣化していて、膨れや剥がれが起きていると考えられます。この状態でさらに放置してしまうと、外壁内部に雨水などが侵入して、大きなひび割れを起こす可能性も出てきます。
2. 外壁の張替えのタイミングについて
外壁塗装して、塗膜を新しく形成することで外壁をしっかり保護できます。しかし、場合によっては外壁塗装だけでは不十分で、外壁材そのものを張り替えないといけない場合もあります。張替えのタイミングについても見ていきますので、リフォームする際の参考にしてください。
2-1. サイディングは20年を目安にしよう
現在の日本の住宅では、外壁材としてサイディングボードを使っている家屋が多いと言われています。サイディングボードは耐久性に優れているので、外壁塗装など適切にメンテナンスしていれば20年以上良好な状態を保てます。よって20年を一つの目安にして、必要に応じて張替えを検討していけば良いでしょう。
ただし、20年はあくまでも一つの目安です。住環境によっては、20年経過していなくても劣化が顕著になる住宅もあり得ます。適切に張替えを実施しないと建物の内部が傷んでしまい、強度に深刻な影響を与えかねません。
2-2. サイディング劣化のサインとは？
サイディングが劣化すると、目に見えるさまざまな症状が現れます。たとえばひびや欠けです。この状態で放置してしまうと、雨水などがしみ込んで木材の腐食を招きかねません。
また、サイディングに浮きが見られる場合も注意しなければなりません。サイディングボードが雨水や紫外線の影響で反っているために、隙間ができることがあります。これも適切に処置しなければ、建物内部に雨水が侵入してしまいます。
サイディングにへこみがある場合も、速やかに外壁リフォームを行うべきです。張替えを速やかに行ったほうが良いでしょう。というのも、サイディングの内部がダメージを受けている恐れがあるからです。
3. まとめ
外壁リフォームには外壁塗装やサイディングボードなどの外壁材の張替えなど、いろいろな手法があります。建物の劣化状態を見て、どの方法でリフォームすれば良いかは違ってきます。今回は築年数での目安について紹介しましたので、リフォームするタイミングの参考にしてください。
「株式会社ミナミダ」では姫路市を中心に、外壁塗装はじめ外壁リフォームを受注しております。経験豊富な専門家が住宅の様子を診断したうえで、適切なリフォーム方法について提案します。もし外壁で劣化のサインなどが見つかった場合、先送りせず、速やかに弊社までご相談ください。アフターケア含め、責任を持って施工してまいります。外壁リフォームのほかにも外構や内装工事も受注していますので、お気軽にお問い合わせください。
