2024年09月11日

外壁塗装のよくあるトラブルとは?トラブル事例とトラブル回避法を解説

外壁塗装のよくあるトラブルとは?トラブル事例とトラブル回避法を解説

外壁塗装の塗り替えリフォームは、残念ながら塗装業者との間にトラブルの起こることが多いものです。2022年に国民生活センターへ塗装工事トラブルについて相談した件数は、何と3,860件にも上ったというから驚きではないでしょうか。外壁塗装のリフォームは高額な費用もかかるので、ぜひトラブルなく完了させたいものです。そこで今回は、よくある外壁塗装のトラブル事例とともに、トラブルの回避法についても解説していきましょう。

外壁塗装の「契約」によるトラブル

まずは、外壁塗装の契約時に起こり得るトラブルを紹介していきます。

訪問してきた業者と契約した

外壁塗装によるトラブルで頻発しているのが、訪問業者との契約トラブルです。訪問業者がすべて悪徳業者というわけではありません。それでも、優良な塗装業者は「今外壁塗装をしないと大変なことになる」と脅したりはしません。また、「今なら半額キャンペーンです」「今だけ足場代サービスです」などと相場より極端に安い価格を謳ったり契約を急かしたりもしないでしょう。

希望と違う施工をされた

塗装業者に希望を伝えたつもりでいたものの、いざ工事が始まると「塗装してもらいたかった箇所を塗っていない」「希望と違う塗料を使われた」などというトラブルが起こることもあります。

契約書がない

知人から紹介された塗装業者や、馴染みの塗装業者だったりすると、見積書や契約書を交わすのが他人行儀だからと、口頭だけで進んでいくケースもあります。工事の途中で工事内容が変更になったり、追加工事があったりしても口頭だけでは、トラブルのもとです。

外壁塗装の「工事」によるトラブル

外壁塗装の「工事」によるトラブル

次に、外壁塗装の工事中に起こりがちなトラブルを紹介していきます。

色のイメージ違い

色見本を見て決めたはずの色が、施工されたものを見たらイメージと違うケースも多々あります。そして、塗装業者が違う色で塗ってしまったのではないかと、不信感を抱いてしまう人もいます。

追加料金を請求された

見積もりで提示された工事内容に変更がないにもかかわらず、完了後に追加料金を請求されることがあります。もちろん施工途中で思わぬ不具合などのあった場合には、追加料金の必要なこともあり得ます。その際には着手前に説明し、金額を再提示するのが、優良な塗装業者でしょう。契約時に安い料金を提示して、その後多額の追加料金を請求してくるのは、悪質です。

庭木や車などを汚された

外壁塗装をする際には、塗料を塗布する外壁以外に塗料が付かないように、事前に養生するのが基本です。庭木や車などを汚れた場合、養生が十分ではない、つまり手抜き作業の可能性もあるでしょう。

近隣住宅から苦情が入った

外壁塗装の工事中は、足場を組むのに騒音が出たり、塗料の匂いがしたりと、近隣住宅に多少なりとも迷惑をかけてしまうものです。そのため、近隣住宅から苦情の入ってしまうこともあります。

外壁塗装の「工事後」のトラブル

ここからは、外壁塗装の工事後に起こりがちなトラブルを紹介していきます。

塗り残し・塗りムラがあった

工事の完了後に、塗り残しや塗りムラが見つかったものの、すでに工事は終わっているので申し出ていいかどうか迷ってしまう人も多いものです。

すぐ剥がれてきた

施工後1年も経たないうちにどんどん剥げてきてしまうのは、正しい工程で塗装されていないなどの施工不良が考えられます。ただし、優良企業の施工であっても、建物の建つ環境などの要因で施工不良の起きてしまうこともあります。

外壁塗装のトラブル回避法とは?

外壁塗装のトラブル回避法とは?

外壁塗装の工事でよくあるトラブル事例について紹介してきましたが、ここからはそれらのトラブルの回避法を解説します。

見積書・契約書を交わして内容をしっかり確認

訪問業者から営業を受けても、その場で契約するのはNGです。馴染みの業者であっても、見積書・契約書のないまま依頼するのも避けましょう。口頭だけで工事の進んでいかないように、追加料金の発生する可能性があるかなどを事前に確認する必要があります。

工事内容も事前に確認

打ち合わせの際に、工事内容についてわからない点は質問して、明確にしておきましょう。養生はしてもらえるのか、工事前の近隣挨拶はしてもらえるのか、アフターサービスはあるのかなども、聞いておくといいでしょう。塗装の色については、小さな色見本を見ただけで決めると、いざ外壁一面に塗った時に色合いが違って見える目の錯覚「面積効果」が知られています。また、太陽光のもとで見ると、見本と違って見えることもあるでしょう。その点も、事前に色合いについて質問してみるといいでしょう。

その場で確認

外壁塗装がひと通り完了した段階で、施主も立ち会いの上で点検が行われます。その際に不備がないかよくチェックしましょう。また、どうしても施工不良など不安な場合には、リフォーム瑕疵保険に加入するのも一つの手です。

まとめ

外壁塗装には、突然自宅を訪ねてきて契約を迫る悪徳業者も存在するので、十分気を付けましょう。また、契約書を交わさないままでの施工や、不明点を明確にしないままでの契約なども、トラブルのもとです。契約前に不明な点を質問すれば、塗装業者としての誠実さもチェックできるはずです。信頼できる塗装業者と、しっかり見積書・契約書を交わした上で施工してもらうようにしましょう。

兵庫県姫路市にあるリフォーム工事・補修工事の専門店「株式会社ミナミダ」では、外壁塗装工事も承っております。外壁について現地調査をした上で状態の調査報告を行い、見積もりを提案いたします。ご納得いただいた上で工事を施工し、完了後は工事完了報告書を提出しますので、安心してご依頼ください。1年点検などのアフターサービスも充実しております。ご不明な点は事前になんでもご質問ください。