2024年09月11日

外壁塗装の耐久性の基準は?寿命を延ばすポイントについて解説

外壁塗装の耐久性の基準は?寿命を延ばすポイントについて解説

外壁塗装の耐久性がわからず、不安に感じていませんか。耐久性を知っておけば、新築時の外壁材や塗料の選定だけでなく、メンテナンスの計画も立てやすくなります。外壁塗装の経年劣化は、素材や塗料によって異なります。それでも目安を知っておけば、メンテナンスをすべき時期もわかるのです。住環境を保つには、外壁塗装の耐久性を知りましょう。今回は耐久性の基準に加え、外壁を長持ちさせるポイントについて解説します。

外壁塗装の耐久性は耐用年数が目安

外壁塗装の耐久性は耐用年数が目安

外壁塗装の耐久性には個体差があります。しかし耐用年数という目安を知っておけば、メンテナンスや補修のタイミングがわかります。ただし耐用年数は耐久性と定義が違うので、注意してください。ここでは耐久性の目安を解説します。

耐久性と耐用年数の違いを知ろう

外壁塗装の耐久性と耐用年数は、それぞれ定義が違います。耐久年数は物理的な寿命という意味です。通常の使い方で、健全な状態でいられる期間を指します。一方で耐用年数は、価値としての寿命です。一定の資産価値があるとみなされる期間を、耐用年数と呼びます。

たとえば耐用年数10年の塗料を外壁に使った場合です。資産価値が保たれるのは10年までとされる一方、耐用年数を過ぎても劣化の少ないケースがあります。この場合の耐久性は10年を超えており、耐用年数より長い形です。しかし耐用年数を過ぎている以上、10年を超えると資産価値が少ないとみなされます。

外壁塗装の耐久性には個体差があるため、一概にはいえません。しかし耐用年数はメーカーや業者などが公表しており、耐久性の目安になります。耐久性の高い外壁でも、耐用年数の経過に合わせて塗装をやり直す方もいるのです。

多くの塗料の耐用年数は10年前後

外壁の施工ではさまざまな塗料が使われ、多くは10年前後が耐用年数とされます。10年前後もつ可能性のある塗料はさまざまです。たとえばシリコン系塗料の耐用年数は約7~10年です。一方でフッ素系塗料や無機塗料、ピュアアクリル塗料などは約10~15年とされ、一部は15年超にわたり外壁の美観をキープします。

塗料の耐用年数は、外壁塗装の耐久性の目安になります。一方で同じ塗料を使っていても、外壁材や外壁環境などで耐久性が異なるのです。耐用年数はあくまでも目安で、使い方次第では早期の劣化も考えられます。耐用年数を意識しながら、定期的に外壁の状態を調べ、メンテナンスのタイミングを決めてください。

外壁材は約20~40年の耐用年数がある

外壁材自体は約20~40年の耐用年数とされます。たとえばモルタルは約20~40年、タイルは約30~40年の耐用年数です。このように外壁材次第で、使用可能期間が変わります。

それでも多くの外壁材は、少なくとも20年以上にわたり、価値を保つとされます。しかし実際の耐久性は、塗料との相性で短くなったり長くなったりするのです。また紫外線や雨風にさらされすぎて、早めに劣化する外壁材もあるので注意してください。外壁材の耐用年数も、あくまで目安と見ておきましょう。耐用年数の経過前でも、ヒビやチョーキングなどのダメージが見つかれば、すぐにメンテナンスしなければなりません。

外壁塗装の耐久性を高める方法

外壁塗装の耐久性を高める方法

外壁塗装には、耐久性を高める方法があります。塗料の選定だけでなく、良質な業者への依頼も大切です。外壁を良好に保つうえで、重要なポイントを2つ見ていきましょう。

耐用年数の長い塗料を使う

外壁塗装の耐久性を高めるなら、塗料を厳選してください。耐用年数が長ければ、外壁の状態を良好に保ちやすいといえます。耐用年数の長い塗料を使えば、外壁の耐久性も高められるのです。メンテナンスの頻度も少なくなるため、維持費の節約にもつながります。

たとえばアクリル塗料は、耐用年数が約3~5年しかありません。一方でフッ素塗料を使えば、約15年以上の耐用年数も期待できます。ただし長持ちする塗料は、コストがかかりやすい点に要注意です。塗料の機能性と費用のバランスを考えながら、施工内容を決めてください。

良質な業者に依頼する

外壁の耐久性を高めるなら、業者選びも大切です。良質な業者は、外壁塗装に対して豊富なノウハウがあります。健全な施工により、外壁を長持ちさせられるのです。

たとえば外壁塗装業者が悪質だと、ずさんな施工内容や、劣悪な塗料の使用が想定されます。その結果、外壁の早期劣化が起きるかもしれません。知識や経験の足りない業者が施工しても、同様のトラブルが懸念されます。外壁を長持ちさせるには、健全な業者に施工してもらいましょう。入念な施工により、家の外観をきれいに保てるからです。

まとめ

外壁塗装の耐久性は外壁材や塗料、外敵環境によって違います。しかし外壁材や塗料の耐用年数を見れば、どれだけ長持ちするかある程度想定できます。耐用年数を参考にしながら、点検やメンテナンスの計画を立ててください。

外壁塗装の耐久性を高めるなら、長持ちする塗料を使ってください。業者の施工方法によっても耐久性が変わります。以上を踏まえて、リフォームの内容を入念に検討してください。

「株式会社ミナミダ」は兵庫県姫路市を拠点に、外壁塗装工事を展開しております。地域密着型なので、兵庫県の気候や自然環境を踏まえつつ、最適な施工内容を提案させていただくことが可能です。理想のプランで、美しい外壁を実現できます。

外壁塗装の耐久性を高めたい方の相談にも、誠意を込めて対応いたします。たとえば塗料や施工方法などについて、お客様のご要望を尊重させていただきます。美しくて長持ちする外壁塗装をお求めの方は、電話やメールでお問い合わせください。