2024年09月11日

外壁塗り替えのベストな時期は?具体的なシーズンや理由を解説!

外壁塗り替えのベストな時期は?具体的なシーズンや理由を解説!

外壁塗装を検討する際、適切な時期について悩む方も多いのではないでしょうか。塗装工事は一年を通して可能ですが、日本には四季があるため、最適な時期が存在します。一方で、外壁塗装に適さない時期もあるのです。本記事では、塗装が難しい理由をはじめ、季節ごとのメリットやデメリットについて詳しく解説します。さらに、塗装工事の日程を決める際に考慮すべきポイントもあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

外壁塗装は10月から11月に行うのがベスト

雨が少なく、気温や湿度が安定している10月・11月は、外壁塗装に最適なシーズンです。この時期は休工日が少なく、塗料の乾きも良好なため、工期が予定通りに進むことが期待できます。9月も秋に含まれますが、台風が発生しやすい時期であるため、最適なシーズンからは外れるでしょう。

塗装工事中は、家全体が飛散防止シートで覆われるため、日光が遮られ、窓を開けての換気が難しくなります。最適なシーズンに塗装を行う最大のメリットは、工期が短縮される可能性が高いことです。ただし、この時期は工事が立て込むことが多いため、希望の日程で工事を進めるためには、早めに業者に相談することをおすすめします。

季節ごとのメリットとデメリット

季節ごとのメリットとデメリット

ここからは、春夏秋冬に分けて、それぞれの季節に外壁塗装を行うメリットとデメリットについて解説いたします。それぞれ開設していきますので、ぜひ参考にしてください、

春に行う外壁塗装

3月から5月にかけての春の季節も、比較的天候が安定しているため、塗装工事に適した時期といえます。3月は地域によっては雪が残ったり、気温が5℃を下回ったりすることもありますが、多くの地域では塗装工事が可能です。この時期は秋と同様に繁忙期となるため、早めに塗装業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

夏に行う外壁塗装

夏の6月から8月にかけては、塗装工事の閑散期となります。6月から7月にかけては梅雨が続き、梅雨が明けても台風が増えるため、天候が安定しない時期といえるでしょう。雨が降っていなければ、日本では湿度が85%を超えることはほとんどありません。そのため、雨天でなければ塗装は可能です。しかし、秋や春のベストシーズンと比較すると、塗料の乾燥時間を長く取る必要があるため、工期が延びやすい時期です。

秋に行う外壁塗装

秋は全体的に塗装工事の繁忙期となります。とくに9月から11月の中でも、台風が多い9月を除いた10月と11月がベストシーズンです。この時期は塗装工事に適している点がメリットですが、工事が集中するため、希望通りの日程で進められない可能性も考えましょう。また、一部の施工業者では、1軒あたりの職人の人数を減らして対応することがあり、その結果、工期が長くなる場合もあります。契約時には、職人の人数について確認することをおすすめします。

冬に行う外壁塗装

12月から2月の冬場は、1年の中で最も塗装工事に不向きな季節です。地域によっては塗装が可能な場所もありますが、基本的に最低気温が5℃を下回る場所では塗装が難しくなります。この時期は塗装できる日が限られるうえ、結露が発生しやすく、塗料の乾燥にも時間がかかります。ただし、乾燥している時期でもあり、地域によっては塗装が可能な場合もあるのです。冬場に塗装工事を検討する際は、信頼できる地元の塗装業者に相談することをおすすめします。

年数でいうと10年前後が塗り替えの目安になる

年数でいうと10年前後が塗り替えの目安になる

外壁塗装の塗り替え時期を考える際に重要なのが、塗料の耐用年数です。外壁に使用される塗料にはいくつかの種類があり、それぞれ耐久性が異なります。以下に、塗料のタイプ別に耐用年数をまとめました。

・アクリル塗料:3~8年
・ウレタン塗料:5〜10年
・シリコン塗料:8〜15年
・フッ素塗料:12〜20年

これまで、一般住宅の外壁塗装には主にウレタン塗料やシリコン塗料が使われてきました。そのため、塗り替えのタイミングは5〜15年程度が目安となるのです。塗装のタイミングを逃し、外壁に損傷や雨漏りが生じると、住宅の腐食が進むリスクが高まります。

家の構造体が腐食してしまうと、外壁塗装以上に多大なリフォーム費用がかかることになるでしょう。そのため、外壁塗装は塗膜の機能が失われる前に塗り替えることが大切な基準となります。

症状ごとの塗り替え目安

外壁に劣化症状が現れた場合、それは塗り替えのタイミングと考えてよいでしょう。家はそれぞれ異なる環境下に建てられているため、太陽光が常に当たる場所や湿度が高い場所に建つ家では、外壁の劣化がとくに進みやすくなるのです。

同じ塗料で塗装されていても、住宅の立地条件によって劣化の速度は異なるため、塗り替えの時期も変わることがあります。塗料の耐用年数だけでなく、塗膜の劣化症状も塗り替え時期を見極める重要な手がかりとなります。

まとめ

外壁塗装を行う際、適切な時期を選ぶことが重要です。とくに、雨が少なく、気温や湿度が安定している10月と11月は、塗装工事に最適なシーズンです。しかし、この時期は工事が集中するため、早めに業者に相談することが推奨されます。

「株式会社ミナミダ」は姫路市を中心に外壁塗装を行っている会社です。クモの巣やハチの巣の駆除から壁紙の張替えまで、さまざまなお困りごとに対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。