2024年09月10日

サイディングの修理はどうやって行う?修理方法について詳しく解説!

サイディングの修理はどうやって行う?修理方法について詳しく解説!

家の外壁は、どうしても経年による劣化があるものです。そのため、補修や塗り直しなどを行っていくことで、耐用年数を延ばしていくことになります。

外壁の補修や修理は複数の方法がありますが、サイディングボードを張ることで対応することも一般的となっています。また新築の段階から、サイディングによって外壁が作られているような家もあるでしょう。そんなサイディング材も、やはり経年によって破損してしまったり、劣化してしまったりすることは避けられません。

サイディング材が破損したり劣化したりしてしまった際には、どのように修理の対応をすればよいのでしょうか。今回は、サイディングの修理をどのように行うのかどうかについて、方法を詳しく解説していきます。サイディング材の修理を考えているという方は、ぜひとも参考にしてみてください。

サイディングの修理は自分でもできる?

サイディングの修理を考える際に、自分でDIYにて行いたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、サイディングの修理は非常に小さな規模のものを除いては自分で行うのが難しいといえます。

サイディングは大きく分けて、以下の4つの種類に分けられます。
・金属系サイディング
・窯業(ようぎょう)系サイディング
・木質系サイディング
・樹脂系サイディング

下に行くほど、比較的柔らかい素材でできているものとなっています。樹脂系や木質系のサイディングであれば、傷がついた、小さな穴が開いたなどのちょっとした劣化に対して自分で修理することは可能かもしれません。

しかし、大規模な劣化や修理、また金属系や窯業系といった硬い材質のサイディングであればちょっとした劣化の修理であっても、自分で行うのは至難の業だといえるでしょう。外壁などの大規模な修繕範囲になれば、工具を揃えるだけでも一苦労です。また1~2人といった人数では対応しきれないようなことも十分に考えられます。

そのため、サイディングの修理はごく小さい範囲が損傷しただけである場合を除いては、基本的に専門的な業者に修理を依頼する方が無難です。

サイディングの具体的な修理方法の種類

サイディングの具体的な修理方法の種類

ここからは、サイディングの具体的な修理方法の種類について、詳しく見ていきましょう。

部分補修・部分張替え

サイディングの劣化が一部分であり、比較的劣化が進んでいない場合には部分的な補修・張替えが行われることが多くなっています。

補修であればひび割れに補修材を塗布する、反った部分にねじを増し打ちする、剥がれている部分に塗装を行うといったことが主な作業です。部分張替えであれば劣化の激しい部分のみを外して、その部分だけを張り替えるのが主な作業となります。

シーリング補修

サイディング材をつないでいる箇所やドア、窓枠、換気口などの場所はシーリング材が用いられており、この部分は他の部分に比べてどうしても劣化しやすくなっています。シーリング材部分が劣化している場合には、古いシーリングを取り払って新しいシーリングを施す「打ち替え」や、古いシーリングの上に新しいシーリングを追加する「増し打ち」といった方法で補修を行います。

全面張替え・カバー工法

劣化が大幅に進んでいる場合には、既存のサイディングを取り除いて全面的にサイディングを張り替える必要があります。また材質や状態などにもよりますが、既存の外壁材のうえからサイディングを張るカバー工法という手法で対応することもあります。

サイディング修理業者の失敗しない選び方と注意点

サイディング修理業者の失敗しない選び方と注意点

サイディング修理は、規模が大きくなるごとにどうしても費用がかかってきます。サイディング修理業者を選ぶ際には、失敗しない選び方を押さえておくことが大切です。ここからは、サイディング修理業者の選び方や注意点について詳しく見ていきましょう。

サイディング施工・修理の実績を確認する

サイディング修理業者を選ぶ際には、やはりサイディングに関する実績が豊富なところを選ぶのが間違いありません。サイディングの修理だけではなく、施工実績も見てさまざまなサイディングに対応できるかどうかを見極めることが大切です。

優良な施工業者であれば、最初に紹介した4つのサイディングについてまんべんなく実績があることも多くなっています。自分の家をどのようなサイディングで施工するのかも踏まえて、実績が豊富な業者に相談してみるのがよいでしょう。

点検商法等には要注意

サイディング修理を請け負ってくれる業者のなかには、「サイディングの無料点検・無料診断」などと謳って点検を行い、実際には劣化していないにもかかわらず「劣化している」と言って修理を迫ってくるような業者もあります。

こういった手口は「点検商法」とも呼ばれ、過剰に住んでいる人の不安を煽って修理の契約を結んでしまうのが常套手段です。突然家に訪問されて、「外壁・サイディングの点検を行う」といったことを言われた際には、まずは疑ってかかっておいた方がよいでしょう。

万一、不安に思って契約してしまった場合でも、契約から8日であればクーリングオフ期間が設けられているので、すぐに業者に連絡して契約を解消しましょう。

まとめ

サイディングの修理は、部分的なものからコーキング補修、さらに全面張替えやカバー工法などの大規模なものまでさまざまな方法があることが分かりました。サイディング修理を考える場合には、さまざまなサイディング材の施工・修理実績がある業者を選ぶのがおすすめです。また点検商法などにも気を付けて、できれば自分で信頼できる業者を選ぶことも重要になるでしょう。

「株式会社ミナミダ」は、外壁や屋根などを中心に、住まいのリフォームを手掛けている会社です。「健全・迅速」をモットーに、外壁の劣化に対しても多数の施工実績を通して最も効果的な工法をご提案させていただきます。もちろん、サイディングの修理のご依頼も大歓迎です。ご用命の際は、お気軽にご相談くださいませ。